2013年6月6日木曜日

裁判の傍聴に行ってみた~その1~

先日ひょんなことから裁判の傍聴へ行ってきました。

人生初の傍聴でしたが、とっても有益なものだったので、
記録に残しておこうと思います。


まずは傍聴に当たり基礎知識から。


【傍聴するにあたり、事前予約や手続きは必要?】
⇒予約どころか、身分証明書等の掲示や申し込み等も一切不要。
裁判が行われている時間(平日10時~17時くらい)に適当に行って、
堂々と裁判所内に入って、好きな裁判を見ればよい。

【傍聴の際の服装は?】
⇒普段着で問題なし。スーツだと逆に浮く気がする。(大きな裁判は別かもしれないが。)
自分はジーパンにピンクのシャツで行ったが何の問題もなし。
メッセージ性のある服装はダメらしい。

【裁判中の途中入出・退出は?】
⇒している人はたくさんいた。
大きな音を立てる等、審理の邪魔にならなければ問題なし。

【傍聴にはどんな人が来ている?】
⇒(目的はわからないが)常連さんもたくさんいた。(常連さん同士は仲良し。)
その他、大学生と思われる学生さんもちょこちょこ。
ホームレスのような身なりの人もいた。



では、以下私の訪問記録。


ひょんなことから横浜地裁へ傍聴に行ってきました。
横浜地裁はみなとみらい線の新日本大通り駅から徒歩1分の場所にあります。


こんな感じのとても立派な建物です。


ちょっと気後れしてしまいますが正面から堂々と入場。

入口には警備員さんがいますが、「お疲れ様です!]と元気に挨拶してくれます。

ジーパンにピンクのシャツという、明らかにひやかしの私にも丁寧に挨拶してくれ、
若干恐縮です。




さて、建物内に入ると、左手に掲示板があります。
ここに本日の裁判スケジュールが掲載されているので、まずは本日のプランを立てます。


裁判にはご存知の通り、民事裁判と刑事裁判があります。

前者なら弁護士VS弁護士、後者なら検事VS弁護士が通常の構図となります。



事前に調べたところ、民事裁判は書類の授受で終わることが多く、
傍聴するなら刑事裁判のがずっと面白い、ということだったので、
この日は刑事裁判を見てきました。


一口に刑事裁判といっても、大きく「新件」、「審理」、「判決」の3つがあります。

新件はその名の通り、初めて審議にかけられる裁判です。
従って、事件の背景やら細かく知ることが出来ます。

審理は2回目以降の公判です。
前回からの引継ぎ事項等を審議する場なので、「弁護士VS検事」みたいなのが見れるとしたら、
この審理の段階なんでしょうね。

判決はただ判決を述べるだけ。
述べるだけなんですが、かなりイイです。
後々詳しく述べますが、自分はこの「判決」が一番好きになりました。



以上のように3つのパターンがあるので、時間がある方は全部見てみると良いと思います。
新件や審理は1時間以上かかることが多く、判決は10分程度です。


私の場合はまず「審理」の案件を1つ、その後「判決」の案件を2つ見てお昼休み。
午後一で「新件」(裁判員裁判でした)を1つ見て、最後に「判決」を1つ見ておしまい。

全部見終わったのは4時ちょい前でした。



また、もう1つ傍聴する裁判を決める際に見ておきたい部分は、「罪名」です。
私が行った日は「覚せい剤取締法違反」がとっても多かったです。
「殺人」みたいないかにもな案件はありませんでしたね。



と、少し長くなったので今日はこのへんで。続きは明後日アップします。

【続き】
その2
その3
その4

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