2012年5月31日木曜日

2012年5月の振り返り

5月がやっと終わりました。
今月は本当に厳しい月でした。。

2012年5月のパフォーマンス
前月末比-18.36%
(日経平均:前月末比-10.27%)

日経平均にも大敗しました。
マイナスのまさに半分はアコちゃんのせいです。
アコちゃんがなければ、日経平均には何とか勝てたのですが。

以前のエントリーでも書いたとおり、
5月はアコちゃんの現引き以外は一切取引をしていません。
本来であれば、今回のような急落時にはガツンと買いたかったとこなのですが、
キャッシュをアコちゃんに全て奪われてしまい、
身動きが取れなくなってしまいました。

少なくとも総会前まではアコちゃん株価は低いままにしておくでしょうから、
来月もひどいことになりそうですね。
辛いですが、惚れてしまったのだから最後までもがきます。

さて、現在現物株は11銘柄保有していますが、
2012年5月末時点での時価換算順に並べると、

ダイヨシトラスト 
サッポロドラッグストアー 
ワッツ
札幌臨床検査センター
ヒト・コミュニケーションズ
パラカ
アコーディアゴルフ
フジ・コーポレーション
平安レイサービス
アイセイ薬局 
トータル・メディカルサービス 

となっております。


信用持分はアコーディアゴルフのみで、
ポジション的にはダイヨシの1.5倍くらいです。

さて来月はどうなるのか。
大きな資金追加はできなさそうなので、
恐らく指をくわえてみているだけの相場になりそうです。

2012年5月27日日曜日

アコーディア株主委員会の新戦略

アコーディア株主委員会が大きく動きました。

株主提案の説明会を開いたようです。
資料は下記。

http://accordia-shareholders.jp/pdf/press_20120524.pdf


前回のエントリーを書いた時点、つまり、アコーディア側が
役員候補者の決定および株主提案に対する当社取締役会の意見に関するお知らせ
を提出した時点では、完全にアコーディア側が優位だと思っていた。

もちろん突っ込みどころはめちゃくちゃあるんだけど、
一応アコーディア側の説明は一貫していた。

一方株主委員会は株主優待改定を「違法だ」と攻めるなど迷走していて、
相当劣勢に立たされていた。

株主優待を攻めたことによってネックになってしまったのは、
優待改定を「株主のご機嫌取りをしている」と批判していたため、
株価の下落については同時に攻めにくかったこと。
(説明が矛盾してしまうため)

せっかく株価が下落しているのにそこを攻めにくい戦略をとってしまうなんて、
戦略性ゼロの、残念な委員会だと思っていた。



この状況を大きく変えたのは新社長の記者会見での発言。

















買収阻止のため第三者割当増資を行う可能性もある、
と発言したのです。


この発言が株主委員会に突っ込みどころを与えてしまったわけです。


これまでは株主優待を攻めていたことから、
説明が矛盾してしまう株価下落には触れにくかったわけですが、
今回の発言と株価下落はしっかり説明をリンクさせることができるため、
そこを思いっきり突いてきたわけです。

下記資料を見ればわかるとおり、もはや株主優待についてはスルーしてます。


















コンプライアンス違反の疑い
⇒調査
⇒調査結果からコンプライアンス違反が発覚
⇒社長辞任
⇒新社長の記者会見での不適切発言

⇒以上の経緯から株価は大きく下落。
現経営陣では今後の経営も不安


















と、株主委員会の発言に筋道が通ってしまったわけです。


株価下落を攻めることができるようになったのは大きいですね。
戦略の転換に大成功したようです。



冷静にみれば、第三者割り当て発言の翌営業日の株価は0.4%弱しか下落しておらず、
あの発言が株価にどの程度影響を与えたかはわからないのですが、
話に筋道が出来てしまったのが痛いですね。


これで形勢は逆転とまではいかないかもしれませんが、
株主委員会にも正当性が出てきましたね。

この調子じゃ、株主総会まで株価は何としても低迷させておくでしょうね。
迷惑極まりない話ですが。


いやいや本当に、最後の最後まで何が起こるかわからないドラマです。

まさか株主委員会が最後にここまで戦略転換を図るとは。


アコーディアの新社長は総会前に何らかの動きを見せるんでしょうか。



ということで、まだまだアコーディアは手放せなさそうです。。

2012年5月26日土曜日

平安レイサービスの優待キター\(^▽^)/美味しそうなお菓子だよ☆☆

最近はアコーディアの話ばかりで尖った記事が多かったので、
今日はみんな大好き、株主優待の紹介です。

アコーディアの記事のせいで少し固いというか、
偏ったブログになってしまってきているので、
今日はやわらかい記事を書いて好感度アップを狙っていきます。

好感度が高いブログといえばあのブログだと思うので、
今日はあのブログを参考に。


~以下好感度アップのための記事~


今日は持ち株の
【2344】平安レイサービス
から株主優待が届いたよ~☆☆

今年はどんな内容かな??

優待の内容は、
  
 《 贈呈内容》
①お料理代金の5%割引優待券 1枚
②1,000株以上保有の株主様       ・・・3,000円相当の品

500株以上1,000株未満保有の株主様  ・・・1,500円相当の品

こんな感じです

①の写真は


こんな感じ~♪

でも使うことはないかな~

続いて②は~


これは3,000円相当の品です

クッキーとパウンドケーキと抹茶プリンだって~☆☆

こういうお菓子はなかなか買う機会はないから嬉しいな~



~以上好感度アップのための記事~




あまり優待銘柄は好きではないので、
こうやって優待をgetするのは珍しいです。

平安レイは配当も高いし財務もいいし、
業績も安定しているし今後も安定していそうだし、
(単価は下がりそうだけど葬式の数は増えそう)
安心して持っていられる銘柄の一つです。
(さすがに5月には下がりましたが)

そういえば5月は売買を一切していないわ。

5月頭に余ってたキャッシュポジションを全部使って、
アコーディアの一部を現引きしただけだなー。

そのアコーディアもめっちゃ下げてるので、今月のパフォーマンスはひどそうだなぁ。
-15~-20%くらいになるかも。。
下げは大歓迎なんだけど、アコーディアで手一杯のときに来てしまうとは。
せっかく3月末から徐々に増やしてきたキャッシュポジションを
アコちゃんに取られちゃったので反撃できずです。。

まぁ、アコーディアを最後まで見届けるための勉強代だ。

アコーディアの株主委員会が大きく動いているので、
(先週から下げまくってる理由がわかった。。)
また時間があるときにまとめてみようっと。

2012年5月21日月曜日

金とともに去りぬ

アコーディア問題に進展が。

アコーディアゴルフ本体より下記資料が提出されました。

役員候補者の決定および株主提案に対する当社取締役会の意見に関するお知らせ

疑惑の社長と疑惑の秋本氏が取締役候補からはずれました。
また、本日付で社長は代表権および社長執行役員職、
秋本氏は専務役員執行役員職を返上しているとのこと。

社長は今後も「アコーディアへの貢献を続けていく」とのことですが、
秋本氏は今後のことは触れられず。

また、今回発生した問題に係る金額について、
下記の通りお二方に返還請求を行うことになったようです。
社長さんは既に返還済みとのこと。




2000万ほどの返還予定ですね。

既に経費として計上されていた額なので、これは嬉しい話です。


また最初の資料に戻りますが、改めてアコーディア側より、
アコーディア株主委員会より提案された取締役候補には反対との表明。

その理由は、

①提案された業務執行取締役候補4人のうち、
秋本氏以外の3人は辞退したとのこと。









というか、この3人は株主委員会から事前連絡もないまま、
一方的に候補として公表されただけとのこと。。


②その結果、会社側の人間が全く存在しない、
現場のことが全くわからない集団になってしまい、
企業価値を損ねてしまう可能性が高いこと。

③競合企業(PGM)と密接な関係を有する者を中心とした株主提案であること








だそうです。



今回の件である程度アコーディア側の回答は終わりましたね。

あとは例の株主委員会やその他がどのような反応をするかです。

例の株主委員会、ついこの間までは「アコーディア」で
GoogleやYahoo検索すると広告がトップに出てきたのに、
本日時点では完全になくなってしまいました。
(先週の金曜くらいまでは確認できてたのに。。)


【追記】
東洋経済がPGM社長に取材した記事が本日付でアップされてました。
こんなブログ読むよりよっぽど参考になりますよ。

http://www.toyokeizai.net/business/interview/detail/AC/3751cc91342c201fc4cba7e346443c78/

【追記2】
株主委員会のリスティング広告、また復活しました。
単純に枠を使い切っただけだったのかな?

2012年5月18日金曜日

アコーディア秋本はかく語りき

今回は秋本氏の単独リリースです。
http://accordia-shareholders.jp/pdf/press_20120511.pdf

アコーディアが発表しているプレスリリースと調査報告書には
誤りと偏った意見が多いから、反論します!
というものです。

秋本氏はこれまでのブログ記事を読んでいただければわかりますが、
アコーディアからは諸悪の根源的扱いを受けています。
一方、株主委員会からは正義の味方的扱いを受けています。

本問題のキーパーソンです。


さて、上記を踏まえた上で発表内容を見ていきましょう。




中枢にいた人間なのにそれまではどう感じていたのか。。


自分は「仕組みの一端に関与させられ」たとのこと。


さて、この秋本氏の善悪を見極める上で最も重要なポイントは、
アコーディアのプレスで言及されていた下記発言があったのか
なかったのかというところだと思います。


上記が真実であれば、秋本=悪と考えざるを得ないでしょう。

これに対する秋本氏の反論は、


近い趣旨の発言をしたかもしれないことは否定しないが、
竹生氏の誘導的質問に乗った発言の一部が意図的に切り出された
とのこと。

いやー、それでもあの発言はないでしょう。
「その方がお金がかからないんで。」
なんて、心になければ誘導されてもなかなか発言できないんじゃない?


そして上記発言後の話へ。


あの発言を行った会合は、社長の罠だったとのこと。
翌16日、平和の社長との会合で
「予想もしていない事態」が起きてしまったようです。

一体何が起こったのか??
とワクワクしましたが、



弁護士を同行し、秋本と國光の発言は強要罪に当たる、
と主張したとのこと。

別に普通ジャン。。


まぁとにかく、15日の会合は仕組まれた罠で、
誘導に乗ってあの発言をしてしまったとのことですよ。




もしこれが仮に、万が一、本当であれば、秋本氏は社長不適任ですね。
いくら誘導であったとしても、 あんな不用意な発言は論外でしょう。
「刑事罰に該当する」と言われても仕方ないですよ。

オリンピア側の発言者って、
「あれは個人としての発言だった」
とか、
「誘導で発言しちゃった」
とか、不用意過ぎますね。


続いて小説アコーディアで指摘されたことへの反論。



マンションの件は、自分が主導したわけではないとのこと。


妻をモニターにしたことは確かだが、
金銭を支払っていなかったから問題視していない様子。
反省の一言もありません。

金銭を支払っていなくても、コース代と飲食代は無料なんでしょ?
「不相当に高額」な月10万円という額と比べても、
十分高額な利益を受けていると思いますが。。。





そもそも例の小説アコーディアは信用できないとのこと。

これは同意。
あれはあからさま過ぎますね。


以上、秋本氏のリリースでした。

2012年5月16日水曜日

アコーディア株主委員会はかく語りき

今回はアコーディア・ゴルフ株主委員会よりリリースされた、
アコーディア・ゴルフ指名委員会の設置等に対する本委員会の見解
の紹介です。

これは、2012年5月9日付けでアコーディアよりリリースされた、
取締役の指名委員会設置のお知らせに対する反論です。

アコーディアは今回問題になったコンプライアンス問題が再発しないよう、
取締役および監査役候補者を指名する委員会を設置したわけです。
http://118.82.123.24/file/pdf/news_20120509174548.pdf

しかし、アコーディア株主委員会は
「こんなもん茶番だ」と一蹴しています。


確かに小説アコーディアのように、
結論ありきの茶番になるかもしれませんね。。

ただ、株主委員会が主張している
「俺達が出した候補者を役員にしろ」
という要求もまた無理がありますね。


両者が完全に食い違っているのは、
アコーディアは秋本=悪と考えているのに対し、
株主委員会は秋本=善と考えている点です。

この点がもう少しハッキリしてこない限り、
軽率な判断は避けなくてはいけないかと。



また、株主委員会は、アコーディア側が改定した
株主優待制度についても批判しています。

新制度での株主優待は
1株~9株保有:1株あたり優待券1枚
10株保有:一律10枚
ですが、
「10株以上保有している株主もいるためバランスが悪い」
と批判しています。

こんなんどこの会社も同じで、
株主優待は少数株主ばっか優遇してると思いますがね。

それよりもさらには、

「今回の優待改訂は、刑事罰によって禁止されている
株主の権利行使に関する利益供与に該当することは明らか」

とのご意見です。

刑事罰に該当するのが明らかであるなら
「法的措置を講じることを今後検討」
なんて言ってないで、さっさと講じた方がいいと思いますが。。
該当しているのに見過ごしてるのも問題だと思いますし。。


アコーディアも株主委員会もどっちもどっちだなぁ。
もうちょっとまともな誰かは出てこないのかな。

最近は別の誰かをまともに見せるために、
この2組が冗談でふざけ合っているように見えてしまう。。

2012年5月15日火曜日

小説アコーディア ~その他~

その他気になる部分をさらっと。

第4 堂島カントリークラブのソムリエ編

「愛人Uが勤務実体がないのに報酬が支払われている」疑いがあった件です。

Uさんは昭和60年から現在までCAとして働いているとのこと。
20歳で働き始めたとしても現在40代後半ですね。
平成6年頃(30歳くらいでしょうか)社長と知り合ったようです。
その後社長と付き合い始めたものの、10年以上前に交際は終わったとのこと。

よって、「愛人」というのは不適なようです。


時は流れ平成21年頃、広尾カントリークラブと堂島カントリークラブの
運営等に係るアドバイザリーをUに委託することになったようです。

あくまで「運営等に係るアドバイザリー契約」であり、
実際にアドバイザリー業務を行ったことが見て取れるため、
「勤務実態がない」というのも不適なようです。

以上から、
「愛人Uが勤務実体がないのに報酬が支払われている」
という事実は認められなかったと結論付けられています。


第5 ラウンジA

「親密な女性が経営するラウンジAにおいて、
経費で飲食を繰り返している」との疑いがあった件です。

ここで面白いのは國光氏の発言。

以前の陳述書においては、
「ラウンジAでの飲食は社長個人の遊興目的で、営業に役立つものではない」
「ラウンジAの売上げを増やすためにラウンジAを使うよう役員に指示していた」
等の発言をしているのですが、



今回は一転して
「営業に役立つものではなくても、それが悪いという意味ではない」

「社長の指示は、本当は自分が行きたいけど照れ隠しで言ってたのではないか

などかなり面白い発言を繰り返しています。


本報告書をもとに、下記の通りの処分が行われています。


以上で大まかな紹介は終わります。

余裕があれば秋本氏やオリンピアの反論も紹介していきたいと思います。



昨日は気持ちよく下げましたねぇ。

現引きした分を含めアコーディアを売っぱらって
安くなったものを買いたい気もするのですが、
ここまで来てしまったのでアコちゃんを見届けます。
でも今日もガンガン下げるようであれば、
我慢できずにアコちゃんを売って安いの買っちゃうかもです。

2012年5月14日月曜日

小説アコーディア ~モニター編~

続いてモニター編です。
本日の出典もhttp://118.82.123.24/file/pdf/news_20120509175043.pdfです。

モニターはアコーディアのゴルフ場や屋内練習場を利用し、
その都度レポートを作成することが役割で、
有償モニターと無償モニターの2つがあります。

無償モニターはプレー代とゴルフ場での飲食代は全額アコーディア負担。
有償モニターはさらに報酬(月額税引後10万円)が出ます。


有償モニターは制度発足から現在まで5名(C,N,O,P,Q)選ばれています。


Cさん:社長の元彼女。交際しているときにモニターとして選任。
平成24年3月31日付けで契約終了。
レポート提出回数は累計100回を超え、しっかり仕事をしていた。

Nさん:社長の元彼女。モニター選任後に交際開始。
既に関係は終わっている、との社長談。
また、Nさんにも直接話を伺っており、
「竹生が現在私をどう思っているかは分からない」
と悲しい発言。
 平成24年3月31日付けで契約終了。
レポート提出回数は累計150回を超え、しっかり仕事をしていた。



Oさん:モデルであり銀座のクラブでホステスをしている。
   従業員Eが選任したモニターで、社長との交際はなし。
 現在も契約中。

Pさん:名古屋のクラブのホステス。
従業員Eが選任したモニターで、社長との交際はなし。
現在も契約中。

Qさん:従業員Eが選任したモニターで、社長との交際はなし。
現在も契約中。


ということで、有償モニター5人中社長との関係があったのは
CさんとNさんの2人で、2人とも契約は終了している。
その他3名はいずれも従業員Eが選任していたものである。

以上より、
「竹生が交際している女性に金員を与えるために
有償モニターが設けられているわけではないことは明らかである。」
と結論付けられています。


一方、秋本は奥さんを無償モニターに選任しているとのこと。
これに対し秋本は「モニターにふさわしければ問題ない」と反論するが、
「そうであれば交際中の女性でも同じ」と論理矛盾を指摘。


また、奥さんは平成21年から無償モニターになっているが、
モニターレポートの提出は6回のみとのこと。


以上がモニター編です。

意外と面白くないですね。
もっと派手にやっているかと思いきや。

本編でもやはり秋本氏が批判の中心ですね。。


次回はその他の部分を簡単に紹介します。

2012年5月13日日曜日

小説アコーディア ~マンション編~

さて、小説アコーディアの中身に入っていきましょう。

まずは
第2 マンション
から紹介しましょう。

前回の目次で紹介したとおり、本項目は
三田編、品川編、有栖川編の三編からなります。

この項目の三編の構成は一貫しています。
3編を簡単に見てみましょう。

(本日の資料はいずれもhttp://118.82.123.24/file/pdf/news_20120509175043.pdfからの抜粋です。)

①三田のマンション

社長(竹生)が恋人と住んでいるマンションです。
(社長は現在独身のため「愛人」という言葉は少し不適切な気がします。)

このマンションを子会社であるハーツリー経由で便宜を図ってもらい、
賃料を払っていなかったとのことです。
(平成23年5月より)

これに対して社長の行動は不適切であったとしつつも、
裏で絵を描いたのは秋本ではないか、という話になる。

そこで秋本に事実を確認すると、
「平成24年4月中旬まで何も知らなかった」
とのこと。


しかし、それとは矛盾するメールが見つかり、


結論は
社長、秋本、ハーツリー社長(國光)みんな悪い!




②品川のマンション

秋本が所有していたマンション。
千葉に一戸建てを購入したため、平成23年10月に売却。

このマンションは売却が遅れてしまったことから、
売却できるまでの間、I社という別会社経由で
子会社ハーツリーに賃貸に出していたとのことです。

これに対し、秋本は
「I社に貸しただけで、ハーツリーの件は知らない」
と反論。


しかし、それとは矛盾するメールが見つかり、


結論は
・秋本とI社の賃貸借契約は仮想でしょ。
・秋本は自分を棚に上げるな。




③有栖川のマンション

秋本が品川のマンションを売却後、
アコーディア本社に出勤する際などに宿泊していたマンション。
この賃料はハーツリーから支払われていました。

秋本の言い分は下記。
國光は社宅を持っていたが、長男と折り合いが悪くなり
長男方を出なければなくなったため、この物件を社宅として借りたとのこと。
(なぜ長男でなく國光が出て行くという結論になったのか、という謎は残りますが。。)
ただ、その後長男と上手くいくようになったので、
國光はほとんど使っていないため利用している。

そして、
「ちょっと軽い気持ちであれなんですが、何か」




しかし、例によって例のごとく


結論は
秋本の発言はすべて虚偽!




以上、簡単にですがマンション編でした。

とりあえず、
・社長、秋本、國光みんな悪い!
・裏で絵を描いているのは秋本!
・秋本発言は嘘ばかり!
・秋本は社長を批判する立場にない!

と、かなり秋本=悪に偏った内容となっています。


次回はモニター編です。

2012年5月12日土曜日

小説アコーディア ~目次~

アコーディア問題で進展がありました。
2012年5月9日付けで
特別コンプライアンス委員会の調査報告書
が公開されました。

また、翌10日にはオリンピアより上記報告書への反論もリリースされました。
http://www.olympia.co.jp/official/_campany/news/120511/120511.pdf

さらに10日には、4月27日付けでアコーディア側が提出した暴露リリースに対する反論も、
オリンピア側より提出されました。
http://www.olympia.co.jp/official/_campany/news/120511/120511_01.pdf

そして同じく10日、秋本氏からの単独リリースも。
http://accordia-shareholders.jp/pdf/press_20120511.pdf


このように一気に動いたわけですが、
まずはアコーディアが提出した調査報告書から見ていきましょう。


この報告書、本文だけでも27ページからなる大作です。
そしてこの文章を書いた人はかなりセンスがいいです。
3回は爆笑してしまいました。

全体を通しての感想は、

・社長を一方的に批判する場面がない
(批判してもクッションがある。)
・秋本=悪者 の構図があからさま
・TOBの話で秋本氏とともに社長辞任を要求していた國光氏は社長側に転向



事実関係調査項目の目次を作ってみるとこうなります。


第1 オリンピアの指摘

第2 マンション
1 三田のマンション
2 品川のマンション
3 有栖川のマンション

第3 モニター制度
1 制度の概要
2 モニター
3 竹生と有償モニターとの関係
4 秋本が推薦したモニター

第4 堂島カントリークラブのソムリエ
1 堂島カントリークラブ等
2 アコーディアとUとの契約関係等

第5 ラウンジA
1 アコーディアの接待交際費
2 社内交際費
3 ハーツリーを経由しての請求・支払い
4 ラウンジA
5 竹生の接待交際費の使用状況
6 検討

第6 航空券代金

第7 平日のゴルフについて

第8 鎌田、鈴木について

第9 秋本の記者会見

第10 終わりに


目次を見るだけでもワクワクしますね。

特にマンションとモニター制度にページが大きく割かれていますので、
このあたりを中心に簡単に紹介していきましょう。

でも今回は既に長くなってしまったので、次回に!
興味のある人は是非原著を読んでみてください。



それにしても、「アコーディア・ゴルフ株主委員会」は頑張ってますね。
「アコーディア」でぐぐると広告が出てきます(笑)



もちろんまだ1株たりとも売却してません。
そのせいで今月のパフォーマンスは酷い。。

2012年5月9日水曜日

銘柄紹介part5:ヒト・コミュニケーションズ

先日池袋を散歩していたところ、
偶然投資先の
【3654】ヒト・コミュニケーションズ
の本社を見つけました。



自分の投資先ではかなり異色のこの銘柄、
少しだけ紹介します。


この会社、最初は「派遣か。将来性ゼロ。」くらいに思っていました。

「ただ人が足りないときに補充要員を送るだけだろ?
最近は家電エコポイントの影響で一時的に現場が人手不足になっているから、
特需的に儲かっているだけだろう。」
という認識でした。


この認識が変わったのは、今年2月頭にスマホを買ったときです。


話すと長いので省略しますが、一言で言うと店員の対応が素晴らしかったのです。
購入予定はなかったのですが、思わず購入してしまいました。

その時対応してくれた店員はヒトコムの人だったことがわかり、
この銘柄に興味を示しました。

またさらに2週間後、母親もスマホを購入したのですが、
「店員さんがすごく良かった!」と感激していたのです。
(ヒトコムの人かはわかりません。)


以前は携帯売り場の店員なんてウザイだけでしたが、
しっかりした人がやれば購入促進、顧客満足に十分つなげられるんだな、
と認識が改まり、購入に繋がったわけです。

ま、簡単に言うと、あまり丁寧な分析等はせず、
感情的に買ってしまった銘柄です。



ではさくっとデータ紹介を。

まず、自分は最初「派遣か」と認識したわけですが、
実際は派遣事業は全体の2割程度で、
8割程は販売受託の形です。



リーマンショック、派遣法改正もなんのそので成長。



スマホやテレビがメインと思いきや、
ブロードバンドの売り上げが約5割。


今期も順調。
春商戦の稼動スタッフ数(現状は3月単月のデータのみ)は、
前期春商戦の3割増し。




続いて各種指標を見ていきましょう。
なお、株価等は5月8日時点での情報です。

株価:1042円
PER(実績):5.76倍
PBR(実績):1.31倍
ROE:24.42%

一株あたり純利益(前期):180.75円(分割調整済み)
一株あたり純利益(今期予想):163.08円(分割調整済み)
一株あたり純資産(前期):796.6円(分割調整済み)
配当(前期):27.5円(分割調整済み)
配当(今期予想):37.5円(分割調整済み)


現在@1,138円で保有しています。