2012年4月30日月曜日

アコーディア問題の行方

平和のプレスリリースでは、経営統合の話をしたのは
PGMの神田氏と石橋氏となっているが、


アコーディアのプレスリリースでは諸見里氏も含まれている。


まずこれは事実ベースとしてハッキリ白黒つけられますね。
どうなんでしょう。


また、アコーディアのプレスリリースにあるとおり、
PGMの石橋氏と諸見里氏は、それぞれ平和の社長と専務です
(平和のPRだとわからないですね。。)

2月9日の面談に参加したPGM側メンバーはPGM社長と取締役2名。
その取締役2名が平和の社長と専務。
(アコーディアのプレスが正しければ)

「平和の役員として行った訳ではない」という言い分も苦しい気もするのに、
それだけでなくPGMの役員として行った訳でもない、と。


2月9日の参加メンバーを見ると、PGM、平和、アコーディアの
財務アドバイザーまで勢ぞろいで出席しているのに、
そんなとこに「個人として」出席したと。



また、オリンピア、平和はあくまで秋本正義説に立っているが、




下記のアコーディアの記載が正しければ、
到底秋本=正義とは考えられない。


ここまで会話の内容を詳細に書いているってことは、録音とかしているのかな。
このリアルな会話をでっち上げるなんて無茶苦茶なことはしないと思うのだが。。



どうなるんでしょ。
リアル経済ドラマ、楽しい!

2012年4月29日日曜日

リアル経済ドラマ・・・

アコーディア問題に関連して平和からプレスリリース。
http://www.heiwanet.co.jp/ir/pdf/20120427.pdf

要約すると、

・アコーディアの発表に出てくる「平和とオリンピア」の関係者の発言には
事実と異なる部分があるので断固抗議する。
(どのあたりが異なるのかの詳細は後日発表するとのこと。PGMは言及なし。)
・経営統合の話は平和やオリンピアは正式にはしてない。
・アコーディア問題に対しては、自助努力での刷新は不可能と考え、
1部上場企業としてコーポレートガバナンスの根本的な建て直しが必要。


のようなものか。



当社ないし当社子会社である株式会社オリンピア(以下「オリンピア」という。)の関係者の言動として種々の事実が記載されているところ、その中には明らかな虚偽や意図的な事実関係の省略及び著しい事実の歪曲が多数含まれており、当社及びオリンピアと致しましては、これに対し、断固抗議致したいと存じます。



一番やばいPGMの関係者には言及せずかい。あれは事実なのかね?
対決姿勢を顕にしつつも、一番ダーティーな部分は「個人的に勝手にやった」
ってことにして本体は無関係ですか。
怖えぇぇぇ。

2%の株しかもってない会社の心配する前に、
そんなダーティーなことやってる子会社の「こーぽれーとがばなんす」を
まずは何とかしようよ。。。
(アコーディアの発表が正しければ)


ま、今後の動きには注目ですね。
まずは後日発表するという「包括的な反論」が楽しみです。





内容とは関係なしですが、、、、
上記プレスリリースの英訳も出してるんだけどこれが酷い。

http://www.heiwanet.co.jp/ir/pdf/Pressrelease_042912.pdf

ネットで翻訳したのか?
読める文章になってない。。
1部上場企業だよね、ここ。

わざわざかっこつけて英語でプレス出してこれでは。。

2012年4月28日土曜日

2012年4月の振り返り


4月はあっという間でした。
なんだかよく方向性のわからない相場でした。。


2012年4月のパフォーマンス
前月末比+9.56%
(日経平均:前月末比-5.58%)

数字的には悪くないのですが、
4月の利益の6割ほどはギャンブル
(アコーディアゴルフ)で稼いでいるので、
正直微妙なトコです。

4月に大きく上昇してくれたのは、
上記の信用で購入したアコーディアゴルフ、
メディサイエンスプラニング(@1905円くらいで全株売却済み)、
ワッツですね。


さて、現在現物株は10銘柄保有していますが、
2012年4月末時点での時価換算順に並べると、

ダイヨシトラスト
ワッツ
サッポロドラッグストアー
札幌臨床検査センター
ヒト・コミュニケーションズ
パラカ
フジ・コーポレーション
アイセイ薬局
平安レイサービス
トータル・メディカルサービス

となっております。


信用持分はアコーディアゴルフのみで、
ポジション的にはダイヨシの倍くらいです。


そういえばブログでは書いていませんでしたが、
メディサイエンスを全株売却しました。
@1905円くらいで、例によって例のごとく売却後に爆騰げしてくれました。

エレコム(1370円くらいで全売り)、イーピーミント(1919円で全売り)に続き、
天才ですね、自分は。


それにしても、アコーディアゴルフ面白くなってきましたね~
http://118.82.123.24/file/pdf/news_20120427113239.pdf
描写がリアルで、下手なドラマを見るよりずっとハラハラします。

58000まで回復したら全部売却しようと思ってたのですが、
これを見て売れなくなっちゃいましたね。

売ったら興味が半減しちゃうんで、損しても高いチケット代のようなものと考え、
今後の進展をハラハラしながら楽しみたいと思います。
まだ1株たりとも売ってません。


とはいえ、、、
最近投資へのモチベーションが激減してます。
アコーディアはドラマを見る感じで楽しんでますが。。

2012年4月22日日曜日

2012年第1四半期人気記事ランキング

そういえば自分のブログ、開始して早3ヶ月以上経ちました。
バカで浮気で無責任な自分としては快挙です。
といっても3~4日に1度程度の更新頻度ですけどね。。

ということで、
1月~3月までの記事のアクセスランキングを作りました!

これ、やってみたかったんですよね~。
完全に自己満ですが、まぁそもそもブログなんて自己満なんで気にしません。

では、ベスト10を並べます。
やっぱこういうときは10位から順に紹介です。

●10位
銘柄紹介、その前に~調剤薬局編~part3

医薬品卸が泣いているという記事です。


●9位

調剤業界の大雑把な紹介記事ですね。

●8位

他ブロガー様にはかなり劣るパフォーマンスでしたが。

●7位

4月に調剤銘柄がバンバン騰がる中、全然動じないしょっぱい銘柄です。

●6位

やっぱこうやって売買しまくると見るほうも楽しいんでしょうね。
ばいばいもぱいぱいもthe bigger, the betterなわけか。

●5位

主な調剤銘柄の店舗数やEPSの推移など。
自分もちょこちょこ見直す記事です。

●4位

騰がった銘柄ですからねぇ。。

●3位

10分程度で書いた適当メモなのに。。

●2位

上と同じくちゃちゃっと書いた適当メモなのに。。。

●1位

これはちょっと頑張った記事なので嬉しいです。



また第2四半期ランキングも発表できるといいですな。





アコーディアはまだ売ってません。

2012年4月18日水曜日

今日の気分は井崎脩五郎

この時期になるとどうしても気になってしまうアノマリー。

・4月の株高
鯉のぼりの季節が過ぎたら株は売り

など、この時期にはいくつか有名なアノマリーがあります。

本当のところを知りたいわけですが、
「株 アノマリー」等で検索してもいいデータが見つかりませんでした。
(古いデータならあったのですが)

そこで、ちょろっと調べてみました。

あんま昔に遡っても仕方ないので、とりあえず10年前(2002年)の1月から
今年の3月までの日経平均株価を対象にしてみました。

月初の株価をYahoo!ファイナンスから手作業でコピペし、
(あいてぃー技術に疎いので。。。)
翌月初までの変化率をグラフにしたのが下記です。

図:ここ10年(1,2,3月は11年)の日経平均株価月間変化率(%)


ただ、10年前と今とでは大きく違うかもしれないので、
ここ5年に絞ってみると、

図:ここ5年(1,2,3月は6年)の日経平均株価月間変化率(%)


こんな感じです。

とりあえず、

強いのは3月、12月
弱いのは1月、6月~10月

って印象ですね。

今年の1月はハズレですが。


別に5月は弱いって訳ではなさそうだ。


その他、色々数字をいじってみましたが、
(●月が上がったら▲月はどうなるか、等)
特段面白い発見はなく。。


あ、ただ、今年1-3月のように、
3ヶ月連続で上昇し、かつ3ヶ月での上昇が15%以上
というのはここ10年で4回ありましたが、
(2002,2003,2005,2009)
いずれも4ヶ月目は上昇してます。

さらに直近の2回(2005,2009)と同程度上昇が続くと仮定すると、
6月一杯くらいまでは上昇を続けそうです。


何やら井崎脩五郎みたいになっちゃいましたね。

氏と同様完全に無責任な発言ですので、
あまり真に受けないでくださいね。


●売買記録

【2131】アコーディア★ゴルフ
信用でガツンとお買い上げ@52600。
井崎脩五郎しちゃいました。



2012年4月12日木曜日

5か年計画2012

先日文科省、厚労省より
臨床研究・治験活性化5か年計画 2012
が公表されました。
http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/nc/1319510.htm

これまでも3カ年計画、5カ年計画2007と計画を策定していましたが、
今回はこれまでの進捗を踏まえて策定されたものです。

簡単に日本の治験の歴史を振り返ってみましょう。

ほんの15年ほど前までは、日本の治験はむちゃくちゃなものでした。
(ネット上の知識しかないですが、かなりグレーなことも多かったようです)
そこで、「どげんかせんといかん」と国が立ち上がり、
GCPという、治験を行う上でのルールを平成9年に作ったわけです。

しかし、これまで好き放題やってきた製薬業界にとって、
このルールは厳しすぎたようで、
「やってられん」と治験の実施数が減少してしまいました。


そこで、優しい文科省と厚労省は3カ年計画を立てたわけです。
この3カ年計画では、本当に基礎の基礎的なことが目標となっていました。

その基礎の基礎が完成したのが予定より1年遅れた平成19年。
ここでまた新たに5ヵ年計画が立てられましたが、
「世界に向けてスタート地点に立つ」くらいが目標でした。

そしてその5年後にあたる今年。
満を持して発表されたこの計画では、
「世界にキャッチアップする」ことを目的にしているような感じです。

全体をさらっと読んで(投資家目線で)印象に残ったのは、

・CRCの教育にもっと力を入れる
・サンプリングSDVなどを検討し、モニタリングの効率化に力を入れる

といったところですね。

どちらも目的ははっきりしていて、
「治験を効率化しスピードアップを図る」
ということです。

日本の治験が「遅い、高い」というのは周知の事実ですからね。

CROに投資している自分として気になったのは、
サンプリングSDV等を通して、
モニタリングを簡素化する流れがはっきりしてきたことですね。

日本の治験の特徴として、モニターの生産性が低いことが挙げられますが、


これを何とかしよう、ということなんですね。

すぐにどうこう、というレベルの話ではないかと思いますがね。


何にせよ、医薬品業界は今後の日本を引っ張っていき得る重要な産業です。

調剤薬局業界関連での、身内でのゴタゴタを調整している厚労省の姿を見るより、
このように業界関係者Win-Winで、「世界を目指せ!」みたいな、
元気のいい話のが見ていて面白いですね。

2012年4月9日月曜日

角より飛車

(どなたか忘れてしまったが)私が敬愛する投資家ブロガー様がオススメしていた、
「3月のライオン」という漫画を全巻読んでみたのだが、見事にはまってしまいました。

ストーリー的な良さは他の投資家様が語っていらっしゃるので、
今更自分が語ることはないのですが、語らずにはいられないことが1つ。


ひなたちゃんが可愛すぎるのだ!
(特に6巻49ページの「次は大じょぶ」というセリフ、たまらないです!)


これだけ漫画の登場人物にはまったのは、
じゃじゃ馬グルーミンUP!のたづなちゃん以来です。

なんかもう、「この子のためなら自分が築き上げてきた全てを捧げてもいい!」
と思えてしまうくらいの愛おしさです。




ひなたちゃんとたづなちゃん。




両者の共通点は何であろうか。
つまり、自分の理想女性像とは何であろうか。



両方とも中学生であるからといって、
「なるほど、そういうことだったのか。」
などと短絡的に考えてはいけない。
そんな角レベルの低脳っぷりを見せてはいけないのだよ。

ただのロリコンであれば、他にもたくさん候補の登場人物はいるであろう。



もう少し深く考えてみると、二人には共通点がありました。



その共通点とは、「真っ直ぐ」ということです。




たづなちゃんは大好きな駿平君に、誰が見てもわかるくらい真っ直ぐにアタックします。
ひびきちゃんにもストレートに気持ちを伝えます。
初登場シーンからして、渡会家の中で最も感情豊かな女の子なんです。

ひなたちゃんもそう。
いじめ事件なんかその象徴ですよね。


私自身は相当ひねくれた人間で、あんな風に素直に、
真っ直ぐと気持ちを表現することはできません。

真っ直ぐ気持ちを伝えると、それが拒絶されたとき、
それが叶わなかったとき、衝撃が大きいから。

ぶつかっても衝撃が大きくないように、くねくねと気持ちを曲げて表現してしまいます。

そういう自分にとっては、あの二人の真っ直ぐさがとてもまぶしいんですね、きっと。

真っ直ぐ気持ちを表現するそのまぶしさ。
真っ直ぐゆえに、思いが叶わなかったときに見せる弱さ。

その二つに惹かれてしまうんですよね。。。



そう、3月のライオンにあやかってみれば、あの子達は飛車なのだ。

飛車のあの真っ直ぐさに憧れてしまうのだ。


やっぱり飛車が一番だ。
角もこの真っ直ぐさを見習うべきだ。


(今回の記事がよくわからない方は、「個人投資家の粉飾決算」でぐぐってください。
角を逆さまにした形の角が出てきます。)


2012年4月7日土曜日

医薬品卸の崇高な社会的使命

※注※

今回の記事は、医薬品卸会社に対する批判のような内容となっておりますので、
不快に思われる方は閲覧しないことをお勧めいたします。
また、私は調剤薬局株を保有しているため、それを認識した上で閲覧ください。


調剤薬局が昨今、関連業界から批判を受けているようです。

単純に言うと、「お前儲けすぎなんだよボケ」というところのようです。

以前下記記事において、調剤薬局は卸を泣かせて儲けている、と記載しました。

銘柄紹介、その前に~調剤薬局編~part3


あの時点では「卸が泣きながら国に訴えている」程度だと思っていたのですが、
先日実施された「医療用医薬品の流通の改善に関する懇談会」において、
卸からだけでなく日本医師会からも攻撃されたようです。
(有料会員にならないと全文は読めませんが、
無料部分のみで上記内容はわかります)

細かいところは後日アップされる議事録を読みたいところです。

さらには同じく日本医師会より、
「そもそも医薬分業は必要なのか?」といった発言まで。

また、これにきれいに合わせるように、
東京医科歯科大学の川渕孝一教授の厳しい指摘も記事になっております。


んん、調剤業界に逆風が吹き荒れているようです。
敵を作りまくってしまったようです。
卸を本気で怒らせてしまったようです。
色々手を回しているようです。

そもそも何でこんなに批判されるんだ、ってとこですが、


●医療費がすごい伸びてるが、どうやら調剤のせいらしい。


●調剤のうち、伸びてるのは薬剤費らしい。


●薬価差(%)は安定的に低くなったとは言うけれども、


●薬剤料が増えてれば、薬価差益(薬剤費×薬価差(%))は増加している。
⇒調剤薬局儲け過ぎだよ!

●調剤薬局が儲けすぎてるせいで、卸が儲けられなくなっただけでなく、
「医療費全体の抑制」の影響を受け、間接的に医師側も儲けにくくなってきた。


上記のような経緯から、調剤業界批判が生まれてきたようです。

ちょっと調剤側がやりすぎたんでしょうね。

今年は流通改善に向けて、本気で取り組むとのことです。



ただね、やりすぎな面はあったのかもしれないけど、
卸の対応はいかがなものなんでしょうね。

新卒採用サイトでは
「MRとの違いは価格決定権で、価格交渉が仕事です!!」
なんて煽っておいて、





実際はこんな状態じゃね。。。


「仕事できません」って認めてるようなものでは。。


調剤チェーンと大病院を悪者にしているけど、


彼らを相手に適切なサービスが行えているのだろうか。

まさか大規模チェーンに「経営コンサルティング」できる人材がいるとも思えないし。


「崇高な社会的使命」として「震災時にも薬を届けた」ことを
散々色々な媒体で煽っているけど、

それをもって社会的使命とするのであれば、ヤマトや佐川と変わらないのでは。
(もちろん素晴らしいことですが、これが「医薬品卸」の社会的使命なんですか?)

開業医等、小さいところ相手であれば一定の役割があることは容易につきますが、
(「医薬品卸 役割」等でググるといくつか紹介が出てきます)
繰り返しますが、調剤チェーンや大病院を相手に適切なサービスは行えているのでしょうか。

宅配業者以上のサービスを。

そうは思われていないから、卸同士単純な価格競争をさせられ、
今のような状況になっているのでは?



取り留めなくなってきたのでこの話は終わりにしますが、
上記のような内部のゴタゴタは、見てていい気持ちにはなりませんね。。


【投資メモ】
ダイヨシトラスト買い増ししました。

日経下がっていい感じです。
9500円などとせこいことは言わず、また夢の8000円台を目指してください。