2012年8月25日土曜日

トレジャーファクトリー中央林間店に行ってきた

個人投資家に人気の
【3093】トレジャーファクトリー。

中央林間に行った際、偶然店舗を見つけたのでちょちょっと視察。

ラプラ中央林間という、モール(?)の中に入っていました。
http://www.treasure-f.com/shop/38/top.html
























三原色をふんだんに使用したチープ感満載の看板。

ごちゃごちゃとたくさん看板やのぼりがありましたが、
かなり目立っていました。

業態上、決してチープ感満載であることはマイナスではなく、
こうやって「目立つ」ってことは非常に重要かと。



そして中へ入ってみると。。。







パッと見、やっぱりチープ感満載の店舗の造りです。
個人のリサイクルショップに毛が生えた程度。


ただ、商品はしっかりしていた印象です。
写真の通り、靴なんかも売ってました。
(あんまリサイクルショップって行かないけど、靴って珍しいんだよね??)

中古の靴なんてまさか履けるわけがないと思っていましたが、
「このお店のだったらいいかもなー」とも思えました。



とりあえず印象をまとめると、

・看板、内装には金をかけてない。
・その分商品の質にはこだわりがありそう。


ってとこですかね。


ぶっちゃけトレジャーファクトリーについては調べたこともないので、
本当に上記印象が会社方針と一致しているかはわかりませんが。。

2012年8月19日日曜日

21世紀の株式アノマリー:ハロウィンで買って桜で売れ

なんとなくアノマリーが気になったので調べてみた。

とりあえず「株 アノマリー」みたいな感じで検索したら、
下記のような表が。

【月別アノマリー】
 1月:1月の株高
 2月:節分天井
 3月:彼岸底、決算対策売り
 4月:4月の株高、新年度相場
 5月:鯉のぼりの季節が過ぎたら株は売り
 6月:梅雨調整
 7月:サマーラリー
 8月:お盆閑散相場
 9月:彼岸底、決算対策売り
10月:頭を垂れる稲穂相場
11月:ヘッジファンドの決算月
12月:12月の株安、餅つき相場


確かに聞いたことがあるような言葉ばかりですが、
鯉のぼりとか稲穂とか餅つきとか、昭和の臭いがぷんぷんします。

本当に今でも通用するアノマリーなんでしょうか。



ということで、2001年以降のデータを集計し、
21世紀版株式投資アノマリーを調べてみました。

対象データは、2001年1月~本日までの日経平均株価です。


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【2013/6/12追記】
JASDAQ(小型株メイン)を対象に調べた記事はこちらになります。
あわせてご参照ください。
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早速データを。

X月の変動率(%)は、X月初営業日~翌月初営業日までの変動率を表します。
エラーバーは標準偏差です。



ふむふむ。
12月が最強、1月が最弱か。



ん??

12月の株安、1月の株高ではなかったの??

下記のような説明もあるけど。




『12月の株価は安く、1月の株価は高い』
12月も10月と同様に、大口投資家の節税対策による売りが出ます。また、クリスマス休暇で低調な動きになりやすいのです。1月はその反動で高値をつけやすくなります。このアノマリーも合理的な説明のつくものといえるでしょう。

『節分天井、彼岸底』
前年末の反動で値上がりした株価も節分(2月3日)のころには天井を打ち、彼岸(3月20日)のころに底値になるということ。なぜ節分のころに天井を打つのか、合理的な説明はないのではないでしょうか?一方、彼岸のころの底値は、年度末を前に売りが増えることから株安になりやすいと説明することができます。

(ちなみにこの木下氏のページ、「株 アノマリー」で検索するとトップに出てきます。)

21世紀は全く逆に動いていますね。

「12月は節税対策やクリスマス休暇で低調」どころか、最も高い上昇を見せてます。
「節分の頃に天井を打ち」どころか、「節分の頃に底値をつけ」のが適切なようです。
3月は「年度末を前に売りが増える」どころか、2番目に高い上昇率をつけております。


やはり昭和の頃とは違うんですかね。
(昭和の頃に出来たアノマリーかどうかは知りませんが。)

色々なサイトを見ても、「12月は節税売りで株価は下がる」とされてます。



月別で見てみましたが、さすがに毎月買ったり売ったりは大変なので、
もう少し大きなスパン、四季毎の変動率を調べてみました。


言うまでもなく、春は3-5月、夏は6-8、秋は9-11、冬は12-2です。
春のみ2001-2012年、それ以外は2001-2011のデータです。

春冬が強く、夏秋が弱いということでしょうか。


ただ、2001-2012年を振り返ってみると、いわゆる「100年に1度」といわれる、
リーマンショックが起こっていますね。

このリーマンショックとその反動相場の影響を除いてみるとどうなるでしょう。

データを見ると、2008年9月~2009年5月の変動率は
各月7.5%以上(小数点第2位以下四捨五入)と大きな数字を示しているので、
この期間(四季別にみると、2008年秋~2009年春)をリーマンショック影響期として、
はずれ値としてデータから除いてみましょう。

すると。。。


なんということでしょう。
春と秋の動きはほとんどないことがわかりました。
(2008年秋は-34.6%、2009年春は+32.9%で、これらの影響が大きかった)

一方、冬の上昇率は一層上がりました。



ちなみに、リーマンショック影響期を除いた月別データは下記です。


とりあえず21世紀については、
夏は下がり、冬は上がる
というのが傾向のようです。


さて、まとめてみると、21世紀における月別アノマリーは下記のようになります。
21世紀平均で1%以上動いた月には昭和臭くない名称をつけました。



【21世紀版】月別アノマリー

 1月お年玉貧乏相場↓↓
 2月バレンタインで浮かれる相場  
 3月:
 4月:
 5月:5月病相場            
 6月:
 7月:イベントで株どころじゃない相場
 8月:夏バテ相場            
 9月:
10月:
11月:
12月:サンタさん相場          ↑↑
7月は七夕(東北以北除く)、祇園祭(京都)、ナーダム(モンゴル)、隅田川花火大会(東京)と各地でイベント目白押しなので。。



従って、21世紀版アノマリーに基づいた投資行動は、


「街がハロウィンで飾り付けられ始めたら徐々に買い始め、
ハロウィン終了とともに買いも終了する。」

「桜が咲き始めたら徐々に売り始め、
散るとともに全て売り切る。(道民は除く)」
 

つまり、「ハロウィンで買って桜で売る(道民は除く)」


が正解かもしれません。
具体的には10月に買って4月に売り切るという感じです。


ただし、北海道では桜が散る頃に売り切るのでは遅いので、
「道民は桜が咲く前に売り切る。」としましょう。


※投資は自己責任で。(お決まり文句)

2012年8月14日火曜日

激しく売買-ブログにもバイバイとなってしまうのか。。

また激しく売買してしまった。。


【2131】アコーディアゴルフ
こいつは現引き。

【2735】ワッツ
売り切り。
@848⇒@955
+12.6%

【2786】サッポロドラッグストアー
売り切り。
@2433⇒@2268
-6.8%
かなり後ろ髪引かれる売却でした。
一番後悔している売却です。

【3254】プレサンスコーポレーション
信用買いしてましたが、一部売却。
@1285⇒@1257
-2.1%

【3654】ヒト・コミュニケーションズ
買い増し。
単価は@1071へ。

【6059】ウチヤマホールディングス
買い増し。
単価は@1422へ。

【6750】エレコム
売り切り。
@1297⇒@1080
-16.7%
こんな値段で売りたくなかったのですが、
新しい基準には合致しない銘柄だったので。。

【7605】フジ・コーポレーション
買い増し。
単価は@1104へ。


まだキャッシュポジがあるので明日以降も少し買い増ししますが、
当面銘柄はもう増やしません。


結局現物は、五銘柄に絞られ、

アコ>>ダイヨシ>ヒトコム=ウチヤマ=フジコ

くらいになりました。



すっきりとすましたが、完全に路線変更してしまった感じです。

成功⇒停滞⇒路線変更は死亡するのに一番手っ取り早い方法なので、
遅かれ早かれこのブログも更新が止まってしまうことでしょう。

2012年8月7日火曜日

医薬品卸の崇高な事業戦略

医薬品卸が「薬を配達する」という、
宅配業者にも遜色ない「崇高な社会的使命」を掲げ、
お上に泣きついている構図は下記記事で記載いたしました。
医薬品卸の崇高な社会的使命

なお、やり取りの議事録は下記にUPされております。
第18回医療用医薬品の流通の改善に関する懇談会議事録


医薬品卸と調剤薬局のその後を調べました。



そもそもの経緯はこの記事を。
調剤薬局と卸は利益を奪い合っているような状況ですが、
近年調剤薬局が大型チェーン化し力をつけたことに伴い、
相対的に卸の価格交渉力が低下してしまいました。

その結果、この世の春を堪能する調剤薬局に対し、
辛酸を舐めさせられる結果となったのです。



この記事でも書いたとおり、大手卸の2011年度決算はひどいものでした。
2012年度もほぼ同様の決算内容でした。
(対照的に、調剤薬局業界は2011、2012と好調そのものでした。)


そんな中、2012年3月に上記の懇談会が行われました。
懇談会後、業界はどうなったのでしょうか。
2012年4-6月あたりの決算内容を見てみましょう。



まずは医薬品卸の大手三社。

●メディパルホールディングス

●アルフレッサホールディングス

●スズケン


絶好調です。
(スズケンは元が酷すぎるだけに見栄えはよくないですが、
改善度合いはかなりのものです。)

前回は泣き言を垂れていたのに、今回はキリっとカッコいいこと言ってくれてます。




一方、調剤薬局業界はどうでしょう。

まずはこれまでどれほど順調だったか、という視点で、
上位五社の2007~2012年度までのEPSの伸びを見てみましょう。
(2007年度のEPSを100として計算)


*2012年度のメディカルシステムネットワークは決算期変更により比較不可

この世の春でしたね。

それが2013年度第一四半期はどうなったでしょう。
上位五社について、純利益を2012年度第一四半期と比較してみると、


*アインファーマシーズは決算時期の関係上、まだこの辺の時期の決算は出てません。
*メディカルシステムネットワークは短信には上記情報はなく、説明資料参照。


悲惨ですね。。

各社「薬価改定が・・・」と説明していますが。。


ちなみにここ6年ほどの四半期ごとのデータをグラフ化してみてみると。
(メディカルシステムネットワークは決算時期の調整が面倒なので大手4社で。)



第一四半期のみに絞ってみると。

これらは色々な読み方ができるかとは思いますが。


ま、何にせよ、お上を始め業界関係にうまーく立ち回った、
崇高な医薬品卸は業績を大きく改善させました。

めでたしめでたし。
This is Japanですね。

2012年8月3日金曜日

本日の売買

取り急ぎ売買記録。

【3163】トータルメディカルサービス
全株売却。(ほんのちびっとしか残ってなかったけど。)
@1316⇒@1365で、+4%ほど。

【2735】ワッツ
買い増し。
平均単価は@848へ上昇。

【6750】エレコム
買い増し。
平均単価は@1297へ低下。

【3254】プレサンスコーポレーション
信用で新規購入。
平均単価は@1285
決算の良さに惹かれてつい。。。
最近信用を簡単にやり過ぎだ。
反省しなくては。

あとはアコちゃんをいくらか現引き。


今日は結構動きました。

そして、トータルメディカル売却により、
以前はポートフォリオの4割くらいを占めていた調剤薬局銘柄が
すべて消えてしまいました。。

この心変わりの理由はまた別の機会にでも。