2012年3月7日水曜日

分散or集中

現在自分は11銘柄保有しており、
投下資金の割には分散度合いが高い気がします。
なぜこのように分散させているか、
自分なりの考えを示します。

自分が分散投資をしている理由は2つあります。

①無知に対するリスクヘッジのため
バフェットは「分散投資は無知に対するリスクヘッジだ」と言っています。
これに対しては完全同意で、
投資先を十分理解できていれば
過度に分散させる必要はないと思っています。
(完全に理解していても災害等避けられないことはあるので、
2-3銘柄程度は持っていたほうが良いとは思うが。)

ただ、自分は十分な理解など全く出来ていないので、
そのリスクヘッジのために少し多めに分散させているのです。

②感情コントロールのため
これは今年になって学んだことです。
実は、①より②のが重要なのではないか、とも感じています。

以前自分の売却ルールを紹介しましたが、
1つの銘柄に大量に投資してしまうと、
どうしても感情がコントロールできず
ルールに従った取引きができなくなってしまうのです。

投資額が小さかった頃はそれほど気にならなかったのですが、
そこそこの大きさになってくると、
少し値が動いただけで月給に近い額が動くようになり、
感情がコントロールできなくなってしまいました。


少なくとも自分の中では、感情を左右するのは損失率ではなく
損失の絶対額であるようです。


感情がコントロールできなくなると、
ちょっと含み益が出ただけで利益確定してしまい、
一方損失が出た際には適切な損切りができなくなってしますのです。
(私は損が出たから売る、という意味での「損切り」はしませんが、
自分のストーリーが間違っていた際には損をしていても関係なく売ります。
このような損切りを自分の中で「適切な損切り」と呼んでいます。)

こうなると典型的な「損大利小」になってしまい、
「確実に損をする投資」になってしまうのです。


ということで、少々の値動きでは損失額が月給分にはならない程度に
分散をするよう取り決めたのです。

現在は「一つの銘柄に総資産の20%以上投資しない」を目安にしていますが、
総資産が大きくなればまた基準は変わってくると思います。

以上、私が分散投資をしている理由でした。

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