先月までランキング圏外だったこの記事のアクセス数がうなぎのぼりで、
ついにランキング3位にまで上がってきました。
この調子だと来月早々には2位になることでしょう。
なんでかなー?と思って少し調べてみたら、
「品川近視クリニック」でぐぐると結構上位に当該エントリーが表示されるようで、
レーシックを検討している一見さんが多くさまよい込んで来ているようです。
ランキング1位のこのアノマリーの記事のPV数は2位にダブルスコアをつけているため、
しばらくは安泰でしょうが、このペースだと今年中には抜かれてしまうかもです。
一応投資ブログであるこのブログの人気No.1が投資と関係ない記事では格好悪いので、
現在1位の記事を補強する記事を書いてみようと思います。
前回の調査では日経平均株価を対象に2001年~2012年までのデータを調べ、
アノマリーについて考察してみました。
結果、21世紀においては、
・1月が最弱、12月が最強
・夏は大きく下げ、冬は大きく下げる
ことがわかり、
「ハロウィンで買って桜で売る(道民は除く)」
という行動指針が出来上がりました。
とはいえ、前回の調査対象はあくまで日経平均株価なので大型株が対象となります。
我々個人投資家が対象とする小型株でも同様の結果が得られるのか、少し気になりますね。
ということで、前回同様の方法で調べてみました。
さっそく結果から。
前回同様2001年~2012年を対象に調べていますが、
同時期に発生した「100年に1度」と称されるリーマンショックのバイアスを受けないよう、
2008年9月~2009年8月の間で月間7.5%以上動いている月は
はずれ値としてデータから除いてみました。
エラーバーは標準偏差です。
ふむふむ、2%以上上昇している強い月は1,3,12月。
2%以上下落している弱い月は5,7月ですか。
12月はやっぱ強いねー。
「12月の節税対策売り」とか昭和のアノマリーを載せているサイトもたくさんありますが、
12月の上昇率は小型でも大型でも最強です。
(今年は税制変更のため下がる可能性高そうですが。)
ってかあれ??
日経平均では1月は最弱だったのに、JASDAQではかなり強いですね。
間違いかと思いましたが、何度見直しても間違いではありません。
やはり大型株と小型株では少し動きが違うのでしょうか。
ということで、小型株と大型株の違いを調べるため、月ごとの変化率の差を見てみました。
下記グラフは小型株の変化率-大型株の変化率で、
値がプラスの場合は小型株のが上昇率が高いことを意味します。
1月はすごい差がついていますね。
その他偏りが小さいのに差がついている月としては6月ですね。
6月も小型は強いです。
ということで、1月と6月は大型より小型のが強いということは覚えておいて損はないでしょう。
1月はお年玉の季節なので、大人⇒子供にお金が流れるということでしょう。
6月は子供が最も嫌う月なので、ご機嫌取りのため大人⇒子供にお金が流れるのでしょう。
このように小型と大型ではいくつか相違はあるものの、
四季別にみると同様の傾向を見せています。
小型のが変動が大きいということはありますが、
夏は弱く冬は強いというのはしっかり共通しています。
ということで、やはり結論としては、21世紀の株式アノマリーに基づく投資行動としては、
ハロウィンで買って桜で売る(道民は除く)
で良さそうです。
あ、でも投資は自己責任で。
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