2012年1月9日月曜日

銘柄紹介、その前に~治験ビジネス編~part1

続いての銘柄紹介ですが、
【2182】メディサイエンスプラニング
【6052】イーピーミント
あたりを紹介したいと思います。

前者はCRO、後者はSMO。
どちらも医薬品の治験関連銘柄ですが、
治験ビジネスというのはあまりなじみがないですよね。

興味がある方や仕事関係の方以外は、
CROとSMOってなんだ、って方がほとんどだと思います。

こういう風に、一見「わかりにくい業態」というのも、
割安に放置されている原因かと思います。
(ピーターリンチ派、バフェット派は理解できない業態の株は買いませんからね)

ということで、この両者は絡めつつ、少し重めに紹介していきます。

●治験とは?
まずそもそも治験とは。
さすがにこれはいいですね。
wikiで調べてください。

●治験の登場人物
最低限必要な登場人物は製薬会社と医療機関です。
(医師主導治験という、製薬会社が介さないものもありますが、極めてまれです。)
CRO,SMOは必須の登場人物ではありません。

●治験中の登場人物の役割
今回はCRO,SMOの話と絡めるので、治験の中でも両者が絡んでくる部分、
つまり、実際に治験を医療機関内で実施している時期の役割のみ紹介します。

医療機関:治験の実施(患者さんに治験の説明をし、同意を取得し、
プロトコルに規定されたとおりの検査等を行いつつ、
治験薬の投与をプロトコルに規定された期間実施する)

製薬会社:医療機関での治験行為が正しく行われているかチェックを行う。
(定期的に医療機関に出向いてチェックする。)
⇒モニタリングと呼ぶ

簡単に説明すると上記の通りです。
医療機関は治験を実施する。
製薬会社は医療機関で適切に治験が実施されているかチェックする。
ということです。

●CRO,SMOとは
CRO,SMOとは、上記治験中の役割を下請けで実施する会社です。
CROは製薬会社の役割を下請けする会社。
SMOは医療機関の役割を下請けする会社です。

長くなったので続きはまた次回。

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