今回はアコーディア・ゴルフ株主委員会よりリリースされた、
アコーディア・ゴルフ指名委員会の設置等に対する本委員会の見解
の紹介です。
これは、2012年5月9日付けでアコーディアよりリリースされた、
取締役の指名委員会設置のお知らせに対する反論です。
アコーディアは今回問題になったコンプライアンス問題が再発しないよう、
取締役および監査役候補者を指名する委員会を設置したわけです。
http://118.82.123.24/file/pdf/news_20120509174548.pdf
しかし、アコーディア株主委員会は
「こんなもん茶番だ」と一蹴しています。
確かに小説アコーディアのように、
結論ありきの茶番になるかもしれませんね。。
ただ、株主委員会が主張している
「俺達が出した候補者を役員にしろ」
という要求もまた無理がありますね。
両者が完全に食い違っているのは、
アコーディアは秋本=悪と考えているのに対し、
株主委員会は秋本=善と考えている点です。
この点がもう少しハッキリしてこない限り、
軽率な判断は避けなくてはいけないかと。
また、株主委員会は、アコーディア側が改定した
株主優待制度についても批判しています。
新制度での株主優待は
1株~9株保有:1株あたり優待券1枚
10株保有:一律10枚
ですが、
「10株以上保有している株主もいるためバランスが悪い」
と批判しています。
こんなんどこの会社も同じで、
株主優待は少数株主ばっか優遇してると思いますがね。
それよりもさらには、
「今回の優待改訂は、刑事罰によって禁止されている
株主の権利行使に関する利益供与に該当することは明らか」
とのご意見です。
刑事罰に該当するのが明らかであるなら
「法的措置を講じることを今後検討」
なんて言ってないで、さっさと講じた方がいいと思いますが。。
該当しているのに見過ごしてるのも問題だと思いますし。。
アコーディアも株主委員会もどっちもどっちだなぁ。
もうちょっとまともな誰かは出てこないのかな。
最近は別の誰かをまともに見せるために、
この2組が冗談でふざけ合っているように見えてしまう。。
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